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Begin

2009/12/02 (Wed) 23 : 53

先日描いた「誰もが誰かに愛される為に」(このタイトルいやだな・・・)の続きとして書きました・・・
今度はssで・・・・・・・・


ああっ 下手ピーなのにまた書いてしまってごめんなさい!!!


(TへT;)うぅ・・・


なんかメチャクチャ甘々なんですけど・・・
恥ずかしいんですけど・・・


忍耐強い方しか読んではいけません・・・・・



【More・・・】



「失礼しまぁす・・・」
「そこに上着かけて」
「あ、はい」
「そこ、座ってて」
「はい」
薪に言われるがままに、青木は上着をハンガーにかけ、ソファに座る。
薪はキッチンでお湯を沸かしているようだ。

通されたリビングをキョロキョロと見回す。
余計な物が何も置かれていない質素な部屋。

キッチンから薪がコーヒーを手にして現れた。

「あ、ありがとうございます。いただきます」
緊張でスラックスをギュッと握り締めていた両手を解いて、コーヒーカップに手を伸ばす。

薪は青木の向かいに腰掛けた。

「このコーヒー、美味しいですね」
「インスタントだ」
「・・・・・・・・・・ 素敵なお部屋ですよね!」
「何も置いてないけどな」

青木は努めて明るく振舞おうとしたが、薪に即効落とされる。
何をどうしたものか・・・、と困惑した。

薪の長い睫毛がコーヒーの波間に影を落とし、薔薇のような唇がカップの白い縁に添えられた。
なんて綺麗なんだろう・・・まるで絵画のようだ、と目の前の光景に見惚れた。

少し憂いを帯びた、伏し目がちな瞳。
薪も今のこの状況に困惑しているようだ。


・・・見惚れているだけではダメだ。
俺は、俺達は変わらなくてはいけない・・・!


青木は意を決した。


「なんか、こうしてると面接かなにかみたいですよね。そっちに座ってもいいですか?」
「あ、ああ・・・」

コーヒーのソーサーを持って、青木は薪の横に腰を下ろした。
ソファのスプリングが、青木の座った重みで薪の体を揺らす。

青木は軽く一息ついて、薪の顔を見た。

「薪さん、俺・・・、ハッキリさせておきたいんですけど、あなたは俺をどう思っていますか?」

いきなり核心をついた青木の言葉に、薪は驚き、目を見開いて青木の顔を見た。
言葉が出てこない。

「曖昧な関係にはしたくないんです。俺の気持ちは決まっています。あなたの・・・ 薪さんのそばにずっと居たいと思っています」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「薪さんは、どうですか?」
「お前、本当に解っているのか?」
「ええ。つまり、あなたと付き合いたいと」
「そんな簡単なことじゃないんだぞ。2人だけの問題じゃない。結婚も出来ない。当たり前だが子供も出来ない。お前、親御さんにはなんて説明するつもりだ」
「・・・・・・いえ、これは2人の問題です。薪さんが俺を好きかどうか、それだけです」
「解ってないじゃないか」
「それ以上に大事なことってあるんですか。何よりも大切な人を何よりも大切にしたい、俺にとってこれ以上重要なことはありません」
「屁理屈で誤魔化すな」
「薪さんこそ誤魔化さないで下さい。あなたの本心が知りたいんです」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「薪さん・・・・」
熱い眼差しを真っ直ぐに薪だけに注ぐ。

「・・・・・・・・お前は若いな・・・・・・・。情熱だけで突っ走れる。僕くらいの歳になると・・・・ 目の前にあるのは・・・・ 現実だけだ」
フイ、と視線を落とす。
コーヒーカップをソーサーに置くと、カチャリ、と冷たい音がした。

「薪さんにとって俺は現実じゃないんですか?」

膝の上で組まれた薪の手を、青木の手がそっと包む。



大きくて、温かい手。
確かに、自分の手に触れている、青木の手。
自分の目を覗き込む、瞳。
自分よりも重くソファを沈めている、体・・・



今 目の前に居て 横に座って 確かに存在しているこの男を・・・




静かに青木を見つめる薪。

青木は顔を寄せ、薔薇のような唇に、そっと、ふんわりと優しいキスをした。



苦い、コーヒーの味。
でも、甘い。
胸が甘く、痛い。



「青木は・・・・ 僕の・・・・・・」


青木の肩に腕を回した。
少し力を入れ引き寄せると、青木の顔が、薪の肩に埋まった。


インスタントのコーヒーが、何も無い質素な部屋が、特別なものになる。
青木が居るだけで。

ずっと欲しかった
何よりも、欲しかった

青木


「青木は・・・・ 僕の・・・・・・・・・・・・・・ 大切な、存在だ」

「・・・好きですか?」
「・・・・・・・ ああ」
「好きって言って下さい」
「・・・・・・・・ 好きだ」

「・・・・・薪さん」

青木の腕が、薪の細い体を強く抱きしめた。
強く、強く、溢れる想いを、体の熱で伝えるように。

「薪さん、好きです。誰よりも」

「・・・好きだ、青木」

薪も、強く、青木を抱いた。





青木を気遣うフリをして 本当は自分が傷つくのが怖かった
諦めるほうが簡単だと 自分に言い聞かせていただけだった

現実を見ていないのは僕のほうだ

こんなに強く存在する気持ちを 騙し通そうとしたなんて―――

青木は曖昧な関係でいたくないと言ってくれた
僕も、もう曖昧ではいられない
自分を誤魔化すことは出来ない

真実から目を背けない
これが、現実だ





「・・・・・・・・ わかった」
「何ですか?」
「全責任は、僕が取る」

青木がプッと吹き出した。

「薪さん、そんな上司みたいな言い方しないでくださいよ。俺だってもう大人です。自分の責任は自分で取りますよ。」
「・・・・・ああ、・・・・そうか?」
「・・・でも、そうですね。じゃあ、ひとつだけ約束してください。薪さんの幸せが俺の幸せなんです。薪さん、いつも、ずっと幸せでいてください。俺の為に」

「・・・・・・・・・・わかった・・・・・・・・・・・・・。 青木がいれば・・・・・・ 僕は幸せだ・・・・・・・・・・・・・」

薪は声を詰まらせ、青木の胸に顔を押し当てた。

「青木が・・・そばに居てくれたら・・・・・・ それだけでいい・・・・・・・・・・・・・」

「はい・・・。約束します。ずっとそばに居て、誰よりもあなたを愛します・・・・・ ずっと」









* * * * * * * * * * * * * * * *









拙い文章でスミマセン!!!ひいいい!!!
どうまとめたらいいのか解からなかったのでぶった切った感がありますがご容赦ください・・・

なんだかラブラブですね~。きゃー(恥ずかしい・・・)

ええと・・・あんまり軽々しく触れるもんじゃないと思ったんですけど(親近者へのカミングアウトとか・・・)
薪さんは必ず気にするだろうと思ったもので・・・・
私なんかは親兄弟に必ずしも言わなきゃいけないことじゃないと思うんですけど、青木は言うだろうなぁ・・・
いや・・・どうかなぁ・・・・
薪さんを守る為なら黙ってるかなぁ・・・ あの母親は警察を辞めさせてでも反対しそうだもんね・・・
薪さんの「責任は取る」は、そうなった時は自分が辞めるという決意なんだと思います。多分。

ちなみにタイトルの「Begin」はとーほーしんきの歌のタイトルから・・・ え?しつこいって?www
すみませ~ん(^▽^;)


テーマ : 二次創作小説 - ジャンル : アニメ・コミック

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Comment

拍手鍵コメいただいたCさまへ

コメント頂いてありがとうございます(^^)

う~~ん、そうなんですよね、あの薪さんですから、何があっても青木を受け入れないとも思うんですよね・・・
でも、青木が本当に真剣に薪さんを求めれば、薪さんは結構簡単に落ちる(笑)とも思います!
薪さん自身が、青木をどれほど必要としているかということを痛いほど解かっていると思うから・・・

まぁでもこれは、薪さんが根っからの同性愛者なのかどうなのか、という問題をどう捉えるかによっても色々考えられるのですよ。
薪さんは元々同性愛者だから、受け入れる or 受け入れない
薪さんは元々同性愛者じゃないから、受け入れる or 受け入れない
など・・・。
考えれば考えるほどわからなくなるので、自分の欲望の赴く方向で考えるのが一番なのですけど(笑)
ちなみに私は一応未だに薪さんは元々はストレートだと思っているのですけど、
同性愛者じゃない人間が同性と恋仲になるのって、清水の舞台から飛び降りる以上の覚悟がいりますよね(^^;)
薪さんと青木が一線を越えることが本当にあるのでしょうかね?!越えてほしいですね!!

温かくなって頂けて良かったです。ありがとうございました!(^^)
ミーナ |  2009.12.03(木) 23:05 | URL | 【編集】

幸せです♪

こんにちは。ミーナさん♪

遅コメすみません!

とっても素敵な小説です(^ ^)♪
二人の想いが通じ合う瞬間ってこんな感じかな・・・と良く妄想します。

私も薪さんがストレートだと(でも、女性の影がちら付くのも嫌なんです・・・)思っていますので、どうやったら自然に恋人同士になるのかな
といろいろ考えます(≧▽≦)

ミーナさんのおっしゃるとおり、青木は今や良く分かっていないくせに、薪さんをとても必要としていますよね。
だから、青木が自覚をして想いを伝え、薪さんが本心を打ち明ければ気持ちが通じ合うのはすぐだと思います♪♪♪←外野のY子はおいといて。

そしたら、この小説のように素敵な展開が待ち受けているのに・・・

ただのインスタントコーヒーでも愛する人と飲めば、最高級のブルーマウンテンになるんですよ!!
カップラーメンだってご馳走ですよ(???)

心が通じ合い、二人がラブラブ幸せならば、抱擁とキスだけの清らかな関係でもいいです(^ ^)
・・・いや、もったいない!私が我慢できないかも(〃▽〃)

あおまきの幸せな小説をありがとうございました♪
ミーナさんは、超麗しいイラストに素敵な小説も書けて羨ましいです\(^ ^)/


たつまま |  2009.12.08(火) 17:22 | URL | 【編集】

たつままさんへ

たつままさんおはようございま~す♪
最近めっきり冷えてまいりましたが、お元気にされてますでしょうか!

> とっても素敵な小説です(^ ^)♪
> 二人の想いが通じ合う瞬間ってこんな感じかな・・・と良く妄想します。

素敵でしたか?ありがとうございます!!
2人がどうやったら結ばれるかって色々想像しちゃいますよね~。
薪さんは理性で抑えようとするけど、青木が本気で口説けば薪さんは拒否しきれないと思います!

> 私も薪さんがストレートだと(でも、女性の影がちら付くのも嫌なんです・・・)思っていますので、どうやったら自然に恋人同士になるのかな
> といろいろ考えます(≧▽≦)

真性のモーホーとは思いたくないけど女性と付き合ったりとかは想像したくないという複雑な乙女心・・・・ですよね・・・・w
ストレートな人間がどうやったら同性とくっつくのか、う~~ん、正直自分の感覚では「あり得ない」ことなんですけど、でも2人は「運命を超えた」相手なんですよ、きっと(^^)

> ミーナさんのおっしゃるとおり、青木は今や良く分かっていないくせに、薪さんをとても必要としていますよね。
> だから、青木が自覚をして想いを伝え、薪さんが本心を打ち明ければ気持ちが通じ合うのはすぐだと思います♪♪♪←外野のY子はおいといて。

ぷっ Y子は外野ですか(笑)この頃にはきっと実家に帰っていることでしょう(^^)
青木が自覚するまであと1歩ですよ!
今は点と点が線で結ばれてないけど、青木は頭のいい子ですから、ちゃんと気付きます!!
今まで無意識にセーブしていたものが一気に解放され薪さんに猛烈アタックするのです!

> カップラーメンだってご馳走ですよ(???)

ひとつのカップ麺を2人で頬寄せ合ってすすっている姿が思い浮かびました(笑)しかもみっひーさんの絵で(笑)みっひーさん描いて~~~!!(とここで叫んでみる・・・)

> 心が通じ合い、二人がラブラブ幸せならば、抱擁とキスだけの清らかな関係でもいいです(^ ^)
> ・・・いや、もったいない!私が我慢できないかも(〃▽〃)

いや~~ん私も我慢できません~~~~!(><)
2人には毎晩のよーに激しく求め合ってほしいです!!!!
でも薪さんのあそこの筋肉がガバガバになっちゃう・・・ってまた現実的なことを心配してしまうミーナですが(^^;)
でも筋肉だから鍛えれば大丈夫ですよね?!
薪さんは毎朝5分間、あと信号待ちやエレベーターの中でお尻をキュッパッキュッパッと閉じて開いての体操をしてガバガバにならないように気をつけるでしょうから大丈夫でしょう♪

> あおまきの幸せな小説をありがとうございました♪
> ミーナさんは、超麗しいイラストに素敵な小説も書けて羨ましいです\(^ ^)/

いつも拙い絵や文で申し訳ない気持ちでいっぱいですが・・・ありがとうございます!
ミーナ |  2009.12.09(水) 11:10 | URL | 【編集】

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