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My Dear 2

2011/06/22 (Wed) 23 : 29

先日の駄文にたくさん拍手やコメントをいただいてありがとうございました。
文章には全く自信が無いので恥ずかしくてたまらないのですが(なら書くなって感じですが)
多分皆様の頭の中で色々補完して下さっているのでしょうね。
本当にありがとうございます。

でですね、ちょっと不満が残ってまして、
薪さんが何も考えずに1人幸せそうにしてるっぽいのが気になったので補足しようかと色々考えてみた所なんだか長くなってしまったので、別記事で上げることにいたしました。
多分Y子は薪さんとも話す機会があったんだろう、と考えてみたところの妄想です。
時期的には前回のY子と青木のお喋りは青薪が付き合い始めて1~2カ月くらい、
今回のはその少~し前、
って感じです。

それでは、ど、どうぞ・・・・・・・・・




うわあああああああああああ!!!(恥ずかしい・・・)





【More・・・】




* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *





珍しく夕日が沈む前に帰宅できることになった雪子は機嫌が良かった。
久しぶりに外食でもしようかな、スガちゃんオススメのオープンしたばっかりのイタリアンはなんて名前だっけ?
なんて考えながら足早に駐車場を目指していた。

すると、前方に小柄ながらも均整のとれた美しい後ろ姿が目に入った。
あれは・・・
しまった・・・!
と一瞬思ったが、高らかに近づいてくるヒールの音を聞いて振り向いた薪と目が合ってしまった。

「め、珍しいわね。こんな時間に会うなんて。今暇なの?」
「・・・はい・・・今は急を要する事件がないので」

2人は肩を並べて歩くこととなった。
もう・・・男のくせにもっと早く歩きなさいよ・・・追いついちゃったじゃない・・・
あ、携帯をいじってたわけね
隠すようにポケットにしまったってことは、青木くんにメールでも打ってたのね?

「・・・つよしくん・・・あの・・・あなた、青木くんと付き合ってるんですってね」
そう言うと薪は肩を強張らせ一瞬にして空気が張り詰めたのがわかった。
「・・・・・・・・・・・・・・・なんで・・・・・・・・・・それを・・・」
「あ、青木くんに聞いたの。あの子わざわざ私の所に報告に来たのよね」
あのバカ・・・!と言いたげな瞳を足元に落とし口元を右手で覆い隠してすっかり俯いてしまった薪はみるみるうちに顔色が青ざめていった。

「・・・・・・・あの・・・・・・・・雪子さん・・・・・・・・・・・僕は・・・・・・・・・・・・・僕はあなたに対して・・・・・・その・・・・・・・・恋人を奪ったとか、そういう・・・・・つもりはなくて・・・・・・・・・・・つもりはないんだけど・・・・・・・・・・あなたを・・・・傷つけて・・・・今・・・・・・こうして青木と・・・・・・・・・・・・すみません・・・・・・・・・・・・やっぱり僕は・・・・・・・・・・・・」
視線は宙を泳ぎ肩を小さくして薪はすっかり委縮してしまっていた。
指先でつついたらコテンと倒れてしまいそうなほど力無く弱々しかった。

「ちょっ・・・とやめてよ!そんな・・・変に気を使わないで!別につよしくんに奪われたなんて思ってないから!気にしてないから!青木くんのことは納得してるし、綺麗に別れたんだから気にしないでよ!何にも遠慮することないから!」
「・・・・・・・・・・・・・・でも・・・・・・・こんな・・・・・・許されることでは」
「ゴチャゴチャ細かいことをうるさいわね!そうやって気を使うほうがかえって失礼だって言ってるのよ!私に悪いから別れるとでも言うの?私をあなたたちの不幸の元にするつもり?やめてよね!いい?私に気を使うっていうなら、『感謝』してちょうだい!雪子さんのおかげで僕たちこんなに幸せになりましたってね!」
「・・・・・・・・・・・なんで、そんなに怒ってるんですか」
「つよしくんがあんな情けない声を出すからよ!いつものように生意気で傲慢でいてくれなきゃ気持ち悪いのよ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・でも、やっぱり僕は」
「しつこいわね!あんたたち好き合ってるでしょ?好きな者同士が一緒に居るのが一番いいんだから堂々と付き合えばいいのよ!いくらだって祝福してあげるわ。なんなら職場に花束でも送りましょうか!?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それは・・・勘弁してください・・・・」
薪は口元を緩め、フッ・・・と微笑んだ。
「わかりました・・・。ありがとうございます。・・・・・・・・・・・・・・・・・なんだか、鈴木と青木があなたに惚れた理由がわかった気がします」
薪のはにかんだような微笑みを見て、雪子は口をポカンとさせた。

「じゃあ、僕はあっちなんで」
「あ、うん、じゃ、また・・・」
薪は深々と頭を下げ、クルリと踵を返して駐車場の奥へと消えて行った。

・・・だって。
だってしょうがないじゃない
つよしくんにあんな情けない声を出されたら
あんな敵に睨まれた小動物みたいに縮こまれたらああ言うしかないじゃない!

射抜くように見据える強い瞳
女の私にでも容赦なく怒鳴りつけるよく通る少し高めの声
他を寄せ付けない圧倒的なオーラ
有無を言わせない溢れるオーラ!
それがつよしくんよ!
つよしくんはそうじゃなきゃ
そんなつよしくんだから私は・・・好きなのよ・・・友達として・・・
私のせいで捕獲された小動物みたいになっちゃうなんて
私のせいで不幸になっちゃうなんて
そんなのイヤ
今までずっと
私に気を使ってくれてたの気づいてたけど 気づかないフリしてたけど
あんなのはイヤなのよ
つよしくんにはつよしくんらしくいて欲しい

ああもう、しょうがないわね
もう吹っ切るしかないじゃない
やっとこれで吹っ切れるわ!

・・・・・つよしくんのあんな笑顔、久しぶりに見たわ・・・
去年の・・・電車にウイルスをばら撒かれた事件の時以来ね

私達
やっと元の私達に戻れたのね

ハア!と息を吐いてふと目線を横にやると、夕日がビルの谷間に急速に吸い込まれていくところだった。

時間って動いてるのね・・・
私も、前向きに行かなきゃ
克洋くん
あなたのこと忘れないけど、私前を向いて生きていくわ
あなたの分まで幸せになるからね




* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *



どうも失礼しました!!!
こんな感じになったんですけど、いかがでしょうか・・・・・・・
解りづらいところはどうか脳内補足をして頂けると助かります・・・・・・・

んーと、薪さんのとってもみっともなく「らしくない」姿を見てようやくY子は自分が今までつよしくんに対してどれほど重荷になっていたか、ということに気付いたということなんです。
青木と別れて肩の荷が下りてどこか割り切った感のあるY子は自分のことも薪さんのことも客観的に見ることができたのじゃないかな。
鈴木が死んだのも本当は薪さんのせいじゃなく不幸な事故だったってことも解ってたけど、薪さんのせいにしないとやっていけなかった、
重い十字架を背負わせた者と背負わされた者・・・
すっかり関係は歪んで長く苦しい日々が続いたけれど、
やっぱり大切な人であることに変わりは無いから、幸せになってもらいたいと、友人として望むことが出来た時、Y子は薪さんのことも、鈴木のことも、やっと吹っ切ることができるんじゃないかと・・・思います・・・
私はY子が鈴木を吹っ切る時は薪さんを許せた時だと思います・・・

そんな感じで・・・
こんな駄文にお付き合いいただいてありがとうございました・・・

あ、薪さんがなんだか情けない人になっちゃっててスミマセンでした(^^;)
薪さんは例え青木と両想いになったとしてもY子に遠慮しちゃうと思うので、こんなふうにY子と和解してくれたらいいですよね・・・


テーマ : 二次創作小説 - ジャンル : アニメ・コミック

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Comment

こんにちは

ミーナさん、こんにちは(^^)
もうすぐ発売日ですね!


ミ、ミーナさん、どうしたんだ!?(笑)
My Dearの1と2、とっても良かったです! それに面白かった!

腐女子・Y子さん・・・まさか、「秘密」に腐女子が登場するとは思いませんでしたが(@@;
(どちらかといえば、スガちゃんのほうがそれっぽい要素がありそう)


>「ケツの穴が小さいわねえ」

ぐははは! Y子さん、最強! 


>「スガちゃんなんて渡し忘れた解剖の報告書を届けに行ったらありがとうございますってニッコリ笑って礼を言われてしかもお疲れ様ですって労われた」

ぎゃははは! 薪さん、極端すぎ~~~っ


>雪子さんは俺よりも薪さんの幸せのが気になるのかあ・・・

いえ、薪さんの幸せが気になっていたの、Y子さんというよりも、おまえさんだから(@@
(青木のボケっぽりが実に本物らしいです!!)


>私が本当に何も気にしていないと思ってるのかしら。

くうう(;;)
Y子さん、幸せになってねっ!


>鈴木が本気で惚れていた女性ですから

やはり、ここが重要ですよね。「いい女」じゃないと、鈴木の彼女だった意味も、彼が悩んだ意味もないんですから。


>Y子は青木のことは二の次だった!

まあ、いい年だし。お見合いの延長だったのでしょう(@@
弁護、弁護。


>青木はY子のことは親戚のお姉さん的な感覚で好きだった!

ひえええ~~~っ(^^;
な、なんか、シスコンだったアニメの青木を思い出した。


>これはもう願望というか呪いに近いです(笑)

きゃ~~~~(((@@)) ←ぐらぐら



>2人は肩を並べて歩くこととなった。

ぎゃははは!
気まずいけれど(特に薪さんが)どうしようもない(特に薪さんが)雰囲気がこの文章だけでありありと浮かんできます。


>「・・・なんだか、鈴木と青木があなたに惚れた理由がわかった気がします」

くうう(TT)



>あんな敵に睨まれた小動物みたいに縮こまれたらああ言うしかないじゃない!

小動物~~っ。
青ざめて畏縮しまくっている薪さんが超超超楽しかったです(^▽^)


>つよしくんにはつよしくんらしくいて欲しい

うんうん。
Y子さんがいつも勝てない薪さんですよね。


>去年の・・・電車にウイルスをばら撒かれた事件の時以来ね

そういえば、最初ににこっと笑った以外、ずーっと、むすっとしているか無表情か怒っているか(泣いているか)のどれかでしたね(@@;
つまり、薪さんは、Y子さんに対して、5巻(6巻抜かして)も使ってずっと不機嫌なんですね。
千数百ページも使って、ずっとむかついてたんですね。

そんなにイヤだったのかあああ!?


>やっぱり大切な人であることに変わりは無いから、幸せになってもらいたいと、友人として望むことが出来た時、Y子は薪さんのことも、鈴木のことも、やっと吹っ切ることができるんじゃないかと・・・思います・・・ 私はY子が鈴木を吹っ切る時は薪さんを許せた時だと思います・・・


本当にそうなると、いいですね(TT)

とにかく、この展開、三人は一体どこへ吹っ飛んでいくのか、本当に青薪になっちゃうのか、それともY子さんの壮大なる思い込みなのか。
重苦しい上にややこしい人間関係がどう収拾されるのか。
みんな幸せになってほしいです。
えーと、1番が薪さんで、2番がY子さんで、3番が青木です♪


>あ、薪さんがなんだか情けない人になっちゃっててスミマセンでした(^^;)

うふふ。
私は、いつもツンツンしているのに、しどろもどろになっちゃう薪さんに萌えます。


楽しくてしんみりしちゃうお話をありがとうございました。
第九の部下Y |  2011.06.23(木) 18:02 | URL | 【編集】

拍手鍵コメをいただいたAさまへ

駄文を立て続けに読ませてしまってスミマセンでした(^^;)
読んでいただいてありがとうございます!

薪さんは青木とY子が婚約解消したことを知ったら、間違いなく責任を感じるでしょうね・・・
個人的にはY子の幸せなどどうでもいいんですが、
Y子のお許しがないと薪さんは解き放たれないのだから仕方ありません・・・(--;)
だからY子にはいい人になってもらわないと困るのです!
Y子は薪さんのことを本当には憎めていないと思うので、
ちょっとしたきっかけがあれば元の友人関係に戻れると思うんですよね。
(4巻冒頭の薪さんの笑顔を見る限りは普通に良い友人関係を築いていたようですし)
本当に・・・こんな感じで3人とも円満な関係になってくれたら嬉しいです!

もうすぐメロディ発売日ですね・・・・・・・・
こ、怖くてたまりません・・・・・・・・(TT)
ミーナ |  2011.06.23(木) 23:10 | URL | 【編集】

第九の部下Yさんへ

Yさんこんばんはぁ~♪

> ミ、ミーナさん、どうしたんだ!?(笑)

あははは、そうですよね(笑)
普段あれほど「Y子憎し!」を貫いてたのに(笑)
Y子のことは6月号で割と納得できて今までの謎だった言動なんかも合点がいってしまったので、
あとは青薪の為に幸運の女神になってもらいたいという願望からできた妄想のssでございます・・・

> My Dearの1と2、とっても良かったです! それに面白かった!

うおおおおおありがとうございます!!!
本当に自信が無いんですよ・・・文章は・・・
良かったと言って頂けて幸せでございます!

> 腐女子・Y子さん・・・まさか、「秘密」に腐女子が登場するとは思いませんでしたが(@@;

Y子って薪さんが鈴木や青木を好きだってことを普通に受け止めてるし、腐女子なんでしょうかねぇ・・・
苦悩する薪さんを見て萌え萌えしてたりするのでしょうか?!
まぁ、そういったことに偏見の目を持たない所はY子の美徳ではありますね。

> ぐははは! Y子さん、最強! 
> ぎゃははは! 薪さん、極端すぎ~~~っ

あれ・・・ギャクを書いたつもりでは(笑)
でも、確かに薪さん極端すぎですね(笑)
以外に顔に出ちゃうタイプなんじゃないかな~と思います!

> やはり、ここが重要ですよね。「いい女」じゃないと、鈴木の彼女だった意味も、彼が悩んだ意味もないんですから。

私は「鈴木の女の趣味が悪いせいで今薪さんが苦しめられてるんだ!」と鈴木を恨んだりしましたが、
鈴木にも青木にも惚れられた女が性格超悪の自分勝手女だったら読者は誰も納得しませんよね(^^;)
いい女なんですよ。
いい女じゃなきゃ困る!(じゃなきゃ薪さんが幸せになれない!)

> な、なんか、シスコンだったアニメの青木を思い出した。

あ、あとがきの所に書こうと思って書かなかったんですけど、
青木はシスコンだと思うのですよ(アニメのような気持ち悪いものじゃなく)
明るくて快活な年上女性に懐くタチで、Y子のことはその延長だったのだと思います!
だって薪さんに似てるんだもの。惹かれるのは当然ですよね!

> >これはもう願望というか呪いに近いです(笑)
>
> きゃ~~~~(((@@)) ←ぐらぐら

すっ・・すみません(^^;)
Y子お~~~~青薪の幸せの為にいい女になれ~なってくれ~~~~
という呪いを吹き込みましたあっ!

> 小動物~~っ。
> 青ざめて畏縮しまくっている薪さんが超超超楽しかったです(^▽^)

薪さんとしては倒れそうなんですけどね(笑)

> Y子さんがいつも勝てない薪さんですよね。

そうです!
いつも勝てないって思ってるってことはY子も薪さんの才能を認めているんですよね。
そんな薪さんに憧れや尊敬心を持っている部分もあるのだと思います!

> そういえば、最初ににこっと笑った以外、ずーっと、むすっとしているか無表情か怒っているか(泣いているか)のどれかでしたね(@@;
> つまり、薪さんは、Y子さんに対して、5巻(6巻抜かして)も使ってずっと不機嫌なんですね。

だいぶん長い間いがみ合いましたねぇ・・・
実際の時間経過としては半年くらいなんですけどw
彼らももう疲れたでしょう。
これ以上は時間の無駄!さっさと和解してお互いの道を歩むのが賢いってもんです(^^)

> とにかく、この展開、三人は一体どこへ吹っ飛んでいくのか、本当に青薪になっちゃうのか、それともY子さんの壮大なる思い込みなのか。
> 重苦しい上にややこしい人間関係がどう収拾されるのか。

私は連載の中で人間関係にまで収集をつけるのは無理なんじゃないかとチラッと思ったりしてますが・・・
だから番外編でこんな幸せな3人を描いてくれないかな~なんて淡い夢を見ていたりします!
Y子の思いこみだったら・・・泣くわああああ(T□T)

> みんな幸せになってほしいです。
> えーと、1番が薪さんで、2番がY子さんで、3番が青木です♪

私は1番薪さん2番薪さん3番薪さんです!!!!!!!!!!
あとの2人は本当はどうでもいいです!!!!!!!!!

> 私は、いつもツンツンしているのに、しどろもどろになっちゃう薪さんに萌えます。

しどろもどろになっちゃう薪さんも見てみたいですよねー♪
原作で描いて下さらないかしら・・・・
悶え死にする人続出して大変なことになりそうです~~~!

どうも読んで頂いてありがとうございました(^^)♪
ミーナ |  2011.06.24(金) 00:03 | URL | 【編集】

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